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11月 2, 2018の投稿を表示しています

月が綺麗ですね^^

友あり神戸より来るまた楽しからずや…? 事業に成功したAは この田舎の垢ぬけない食文化に何を求めやって来るのだろうか? 地中海気候に似ているという神戸の野菜は美味いし。 明石の魚はもちろん食べつくしている。 そんな美食家の接待は気を遣う。 なのに、 「美味しい昼time探しておいて!」などと、気軽に言ってくる。 まあ、まずくても文句を言う人ではないけれど(*´v゚*)ゞ それにしても、美食家からお店探しを任されるのはシンドイ。 my work /co皿 この田舎に美味しいもの? ないわけない,,,じゃない…(?、だろうけれど。 普段、気にして散策していないからデータの蓄積がない。 そろそろ終わりの落ち鮎は高いだけで美味しくない。 マツタケは高すぎて手が出ないし、 10月も末だから鰻もいいけれど、 天然だと高いかな、でもマツタケほどではないだろう。 そう言えば引っ越してきてから、 国産マツタケも天然鰻もご無沙汰かな…(-゛-メ) まあ忘れているくらいだから執着もないのだけれど…と、 いろいろ考えあぐね時間がすぎた。 で、探すのも疲れそうだから「当日、探そうよ」と伝えた。 そしてとどのつまり、路面の定食屋にお腹を空かせ飛び込むこととなった。 そう、なんの変哲もない定食を食したのだ^^ 根野菜の煮物におしたしの胡麻和え、サンマの塩焼きにお味噌汁。 (多分自家製1年目のお味噌、熟成してないけれど個人的に香りが好きだ) 白いご飯にお新香2切れが、申し訳なさそうに添えられていた。 そして、、、お幾つぐらいだろうか ドッキリイイ女の心ある接客が、居心地の良い店だった。 美人とは、こんな人を言うのかもしれないなぁ~。 彼女の飾らない笑顔が、フルコース(?)のご馳走になった。             〆てお一人様、780えんなり。 「美味しい昼time探し」は好評だったかな? 帰り際、レジの前に立ったAが満面の笑顔で言う。 「ご馳走様、とても美味しくいただきました」 「おいしい」というのは お料理の味を誉めるだけの言葉でも、、、ないんだね。 何だか漱石の「月が綺麗ですね」みたいだな…(^_-)-☆