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どのような名前で呼んでもバラの香りは甘い

That which we call a rose by any other name would smell as sweet. (どのような名前で呼んでもバラの香りは甘い) シェークスピアはジュリエットに 「名前に何の意味があるというの? 私たちがバラと呼ぶものは、 他のどんな名前で呼んでも、同じように甘く香るわ」と言わせた。 無位無冠で作品に名前を入れなかった陶芸家河井寛次郎は 「どのような茶わんがそこに転がっていても その茶わんに銘が刻まれていなかったら いかほどの人がその茶わんを拾い、それに心惹かれるだろうか…」 と疑問を投げかけた。 実体が大切だと言う事なのだろうな。 しかし現実はさほど甘くもなさそうだ。 (名前と性質とはしばしば一致する) 日本では「名は体を表す」と言う事? 名は体を表すという言葉の裏を返せば 私たちは確信出来るものの価値判断が出来ない、 ないしは その基準を形成する教育を受けてこなかった。 だから価値判断の拠りどころとして 名前(言葉)に絡まる知識に頼る。 日曜の事、展示の作品を手に取して サインが入っていないことを確認した女性が 眉を寄せ「銘(名)入りじゃないのね」と呟いた。 そうか やっぱり 名前が無いのは二束三文という概念があるんだろうな。 分かってはいたけれど迷いに迷い 名前を入れないことを選択していたから 心が固まった。 暗号みたいなサインでも考えようかと 思ったりする。

GAFA

アマゾン、アップルの低賃金労働が問題視されたり フェイスブックの個人情報の漏洩なども後を絶たないようだ。 「栄枯盛衰」「驕れる者久しからず」かもしれない。 未熟な知識だからとあらかじめ前置きして^^ 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』 スコット・ギャロウェイ著 ギャロウェイは、絶好調なパフォーマンスを見せるGAFAの株を持ち、 ニューヨーク・マンハッタンの高級住宅エリアに住み、 いちばん稼ぎがいい企業に就職したい野心的な学生を名門校で教え導く。 とプロフィールが流れる。 GAFAは「神、愛、消費、セックス」だとギャロウェイは言う。 「グーグル」 は、私たちの神です。 あなたが結婚しようとしているのか、離婚しようとしているのか、 何を悩んでいるのかを、グーグルは知っています。 「フェイスブック」 は、愛です。 人間は種として、愛されることを必要としているばかりでなく、 フェイスブックは、最も大切な、あるいは2番目に大切な人間関係の触媒となり、 人間関係を強化するのです。心であり、愛です。 人間はつねに「もっと」と求めるものです。 ウォルマートもユニクロもそこそこその欲求を満たしてくれますが、 最も満たしてくれるのに長けているのは、 「アマゾン」 です。 最後に 「アップル」 です。 人間は、交尾の相手にとって魅力的に見えなくてはなりません。 自分が交尾に値すると見せると同時に、 「私は都会に住んでいて、お金もあるし、話もうまいし、才能もある」 というのを伝える最も簡単な方法は、 iOSを搭載したものを持っているということです。 「神、愛、消費、セックス」の分け方は訝しさもある…、と思うのだが このIT業界の4強に陰りが見られるらしい。 アマゾンやアップルの10月以降からの1ヵ月半で株価に20%近く下落があったようだ。 低賃金で批判を受けていたアマゾンが最低賃金をUPに踏み切った事や 日産の問題でも経済に行き詰まるフランスなど欧州を中心見られる課税強化の動きや 以前記事にした SNSのモデレーター『掃除屋』 なども含め グーグルやフェイスブックなど、 情報監視・情報流出など、社会対応へのコストがやっと求め始められたことによるらしい。 そして、データの不正利用も問題だけどこのデーターはお金を生むから 中国に集中しようとしているビックデーターに米国が恐

PIZZAを焼いた

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冷蔵庫に残っていたアンチョビのフィレ 北側通路の籠からぴかぴかのベルペッパー ラップにくるまれカウンターに転がるオニオン 結構好きな燻製ベーコンの切れ端^^ というありきたりの材でPIZZAを焼いた。 御節らしきものは食卓に上ることなく三が日も過ぎたから 整理しようとする残り物はなにもなく無く。 けれどトッピングの入れ過ぎでPIZZAは失敗するから 少ないぐらいが丁度いい^^ PIZZAに限らず、過ぎたるは…だし。。。 遅い食事 温かい珈琲を淹れて ゆっくり時間が過ぎた。 アンチョビ、少し入れ過ぎたかな(-゛-メ)