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枕辺の刹那から帰宅

  枕辺の刹那から帰宅 一富士二鷹三…、ではなく 初夢ならぬ、一ヶ月遅れの夕べに見たのは「せつない」夢だった。 「せつない」とは、 こころにかけ、相手を深く気遣うこと。 人を深く大切に思うこころそのものだ。 淋しさも、いとしさも、人の弱さとはそのようなもの。 人の淋しさそしてやるせなさも人や命への、 深いいたわりの心にあるということだ。 わたしの人生、多分、この「せつない」に支えられていた。 だけれど、今、支柱は錆びて傷だらけかな…^^ いつ頃から見続けていたのか、 ほんの一瞬の筈だった枕辺の刹那から 覚醒のグラデーションを帰宅する。 おかえり~