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人間社会はそんなものだ

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今始まった事じゃないから、驚きもない。 ただ中国発のコロナが原因で日本人へのヘイトは考えさせられた。 そうか、アジア人はみんな一緒なんだってことね^^ そもそも、白人優位の思想が根底にあるからなんだろうな、 否、黒人も、イエローにヘイトするんだから優位意識は白人だけじゃなさそうだ。 多分ね、黒人は白人に下等人種扱いされていることの鬱憤晴らしの対象として、 そこにアジア人がいたと言うことなのだろうな。  アジア人同士(日本と韓国)の感情のもつれは、 政治的思惑も絡んでいる気がするけど… どちらにしても、アジア人は一番下等人種だってことかも…、 なるなる! どうでもいいこと過ぎて、笑えて来る。 アフリカ人は黒人の子孫だとして、 アラブ系やスラブ系の人種はどうなんだろう。 ユダヤ系もある。 まあ、みんなで殺し合いをしない程度に互いをヘイトし合って、 我こそは偉大なりってね、 「マイファースト」で頑張ればいいんじゃないかと思う。 どんなに引っ繰り返ったって、人間社会はそんなものだ。 全ての人間が賢くなれるはずもないってことに加えて、 賢いからって、人間として優れてることともイコールしないし、 権力や資金力を持ってるからって知性とイコールしないし、 まあ、個人と言う人間自体が ある時は誰彼と憎んだり、案じてみたり、 ある時は人を馬鹿にしたり、愛おしく思ったり、 君の心の方向性も定まることなく、 フラフラ揺れっぱなしなのだから。

オリンピックは要らない

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「組織は腐敗するものだしね」 などじゃくくれやしない、IOCは可笑しな世界だ。 膨れに膨れ上がったIOCファミリーがいっぱいぶら下がっている。 お金と既得権が大好物の商業主義が屯する。 そろそろ、我々大衆も、賢くなってもいいんじゃないだろうか。 幻想から覚めてもいいころだと思う。 スポーツ精神だ、世界平和だ、自由だ平等だなんて 高らかに歌い上げ、大衆を巻き込むから始末に負えない。 IOC組織の中身は既にそんな精神など形だけの抜け殻、 お金お金の 商業主義に動くだけだからどうしようもない。 確かに森氏の軽率な言葉は、お笑い芸人ならまだしも、 上に立つリーダーとして失格だけれど、 彼の発言のどこが切り取られ、尾ひれがついて、 どのように訳され、各国でどのように報道されたかも知る必要がある。 こうした偏った報道の仕方は ニューヨークタイムズや日本の朝日新聞、毎日新聞など、左翼系報道に見られるものだ。 彼らも報道しなければならない視点が狂いすぎだ。 単純に正義(一側面だけの)の御旗に酔い、 相手を批判する、批判し合うだけじゃどうにもならないってことだ。 話はもどって、 IOCなどは、最初に掲げた崇高な精神など形だけになって、 精神にはそぐわない組織になっているのだ。 その腐敗した組織IOCを行脚する既得権者たちの問題もある。 後押しする資金源NBCの強かさは何なのだろう? 言いなりになるしかないIOCも、従うしかない 力も知恵もないJOCも、 もちろん足の引っ張り合いの日本の政治家たちも、 声高にご意見番になった一部のオリンピック選手も、 深く考えず行動するボランティア辞退者も、 そしてウィッケンハイザー氏、君の主張する正義を通すのだったら、 人権問題を抱える中国の冬季オリンピックをボイコットするべきだ。 「えっ、中国からは袖の下が届いてるから無理です」 と言う言葉が返ってきそうだね。 それに女性差別を問題にするなら、 パリ・オリンピックが主張していた イスラームのベール拒否問題の方が、 愚かな森氏などの言葉より大きいことも分かってるのだろうか。 あのベールの話はどうなったのだろうか? 国際女性権利同盟(サルトルの伴侶だったボーヴォワールが創設)が中心になって パリ大会ではイスラームのベールを被った女性アスリートの国を除外しろと、 国際オリンピック委員会に働きかけていたんだ

ステンレスの錆

 虹は二色だという文化があって、それを了解している国は、 その社会が基盤を置く言語に構築された実在を頼りに成立している。 わたしはゆっくり流れる時を歩いていた。 死ぬほど退屈なぐんじょ色の空にあくびを三つ四つして、 そしてだだっ広いだけのぐんじょ色の空の下、 そこにつながる海の向こうを夢に見た。 わたしはその先に何があるかなどわからないまま海を渡り、 そこの国では素足じゃなくて靴を履くのだとしった。 だから最初に白いソックスを買った。 そしてそれから赤い口紅を買った。 あれやこれいろいろ買って、そうして…、 一つひとつ退屈だった日を捨てた。 やがて何を買っても心が喜ばなくなったとき、 摩天楼に見上げた空はあまりにも小さいもので…。 海の向こうに夢があったかわからない。 ただ少しばかりの心残りは、 退屈な日々と一緒に捨てたぐんじょ色の空だった。 ステンレスの錆はまだ針の先ほどだと思いながら。