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8月 29, 2021の投稿を表示しています

雨夜の月

久し振りの月だ。 昔むかしある偉い人が 「月は天上界に支配、リンゴは地上界に支配、 だからリンゴが落ちてきても月は落ちてこないのだ」 それに納得しなかったのがニュートン。 引力は離れれば離れるほど、とても小さくなるらしい。 先生はこれがニュートンの「万有引力の法則」だといっていた。 じゃあ「リンゴを高く上げていったら月になるの?」と聞いたら、 そうでもなさそうだ。 月が落ちてこないのは月は自分で仕事をしていて、忙しいのだ。 これが「ニュートンの運動方程式(オイラーが数式化)」だと言って笑った。 あれから幾年、 手を伸ばせば届きそうなのに、月は今宵も忙しそうだ。 追いかけても追いかけても追いつけなくて あきらめ帰ろうとしたら後ろからついてくるし、 何だか天邪鬼(あまのじゃく)な月だと思う。 叶わぬ思いを 傘を持ちだして君、おっ月さんに歌う   傘かして あげてとねだりし 雨夜月  /あきのの 

見えない次元

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だけど、目では、なにも見えないよ。 心でさがさないとね。 The Little Prince 急に降り出した雨。 雨宿りに立ち寄った珈琲屋さんで 恋人らしき二人の会話が聞こえてきた。 「だって、ちゃんと説明してくれなきゃ分かるわけないし、 あんたの次元は高すぎて、私には見えないのよ!」 えっ、次元が見えない? 見えない次元って『超ひも理論』の事!!! 20世紀の最大の発見とされる一般相対理論に  量子論を融合させた万物の理論が研究されていて  今日、超ひも理論が流行の最先端だ。 もちろんですが、「<strong>ひも</strong>」と言えど、 間違っても女性にたかる男の話ではありません…^^ ひも理論を説明するためには 私たちが体験することができない次元が必要だというのです。 偉い人が言うには、この多次元 「性能の悪い顕微鏡で見れば、遠くにある送電線に小さな蟻が 螺旋を描きながら移動していても見えないのと同じなのです」 だそうです。 可愛い彼女が涙声で抗議する気持ちよくわかる。 そうなのよね、そんな蟻さん見えるわけなんかないよね。 だからって、どうするのって言われると困るけれど… 次元を超えて多次元をみることなんかできないのだし  人間の目で見ることのできる世界には限界があるわ。 そこは性能の良い顕微鏡じゃなくて、 やっぱ、心でさがさないとね。  (*´v゚*)ゞ …と、思っていたけれど、 だけど、、、 やっぱ、、、 見えないものは見えるわけないんだから。