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  「春」 てふてふが一匹、韃靼海峡を渡って行った 安西冬衛 (あんざい ふゆえ)
一羽来て啼かない鳥である 山頭火
流れに沿うて 歩いてとまる 尾崎放哉 (おざき ほうさい)
  無理をするな、素直であれ すべてがこの語句に尽きる この心構えさえ失わなければ 人は人として十分に生きてゆける 山頭火

ちゃんと返してくれなければ…

太陽や月が欠ける現象を 蝕甚 :月蝕 (食)、日蝕(食) と書く。 蝕はむしばむと言う意味をもつのだけれど、 月が影に隠れてゆく現象を「むしばむ」と表現するのは何故だろう? それは「欠ける」のじゃなく「食べる」なのだ。 月が欠けるのも修復が大変だが、 月を「誰が食べるのか」って、子供のころは不思議だった。 食べられたら月がなくなるのだと思った。 ちゃんと返してくれなければ… それからは良いのか悪いのか、 私も賢くなって望遠鏡も買った、夜な夜な三脚も立てたものだ。 今夜の「皆既月食」は厚い雲が出張ってきているし、 もう気力もないからNAOJの中継を見たりして。 時々他の中継に浮気しながら^^ 私としては、雲の向こうを透かして見せてくれるかなってね。 今夜はスーパームーンでもあった。 今追いかけたら月の下に行くことが出来るかも知れないと錯覚するほど大きくて… でも、月はつれないもので、近づけないどころじゃなくて遠ざかっている。 科学者たちはそれを「月の後退」と呼んだ。 月光を蝕む地球(月食)と少しずつ離れゆく月の時間、 50億年後、太陽系の存在そのものも確かなものじゃないけれど、 そうした不確かにつながる時間をいつまでわたしは生きているのだろう…。 だからね、 月を食べたら、ちゃんと返してくれなければいけない。

ピース、ピースと鳴いている  

1971年10月24日の世界国際平和デー、 「鳥の歌」の演奏するに際し  カザルスは 、 「私の故郷カタルーニャの鳥は“ピース、ピース”と鳴くのです」と付言。 有名な話だ。 2024/06/06 am 今、わたしの耳に聞こえてくるは、 紛れもない”ピースピース”と鳴く鳥の声。 調べると在り来たりな答えが返ってきそうなので、 鳥の名は調べない事にした。 でも、確かに ピースピースと聞こえてくる。 こんな時代だからだろうか、 はじめて聞き留める鳥の声だ。