一日のはじめ




ソーシャルネットで政治が動く時代



一日の初めは古代バビロニアやエジプトでは日の出。
アラビア、トルコ、ユダヤでは日没が一日の初めだった。
(太陽暦と太陰暦の違いkana)
前2世紀ごろエジプトの天文学者プトレマイオスが
正午から正午を均等に24分割するまで
昼と夜の長さは日々異なり、別々に12等分していた。

この「12」という数値の神秘。
「12」はシュメルの1年を12ヶ月としたところに起源があるらしい。
つまり、1年がだいたい12朔望月からきていて
古代の人々の興味深い数値だったようだ。

1年を360日としたバビロニアの時代
月の満ち欠けが約30日(正確には29.5306…日)であり
12ヶ月で360日を1年として、月が一周することになる。
そして一日は昼と夜でそれぞれ12分割していたけれど、
12×2=24として一日を24時間にする考えにいたっても不思議じゃない。
そして現在使用されている時間の60進法
(1時間=60分)という考につながった。

*でも、一年が360日だと5日程足らないだけど、
 このズレのお話は長くなるからここでは省略して(汗
 
要するに「12」はとても扱いやすい数字。
12は10よりも約数が多く、10が持たない利点を持っているということ。
つまり割り切れる約数の多い数字なのだ。
だから12進法が使用されていったらしい。
そう言えば、
1年を3ヶ月×4分割(春夏秋冬)にもつながる^^


あ~!今宵の、あなたと大切な人とのデート、
それを可能にしてくれていたのは
そんな古代の星月夜に生まれたなんて
なんだか、、、悠久のドラマだ…❤~

なのだけど!!!


空を見上げてきめたグリニッジ標準時も今じゃ遠く、
1967年から「協定世界時」とやらを使っていてる今日。

協定世界時はセシウム原子時計によって刻まれる国際原子時を基に
国際的に管理されているものらしい。
誤差は3000万年に1秒程度だと言うのだから
1年を360日で暮らしていた古代の5日の誤差(?)に比べたら遥かに凄~い!

凄いのだけど…、

あのドラマチックなロマンはどこへやら。
5日の誤差を知って暮らしていたエジプトの民は
ナイルの恵みのサイクルを享受して、
何の問題もなく暮らしを営んでいたらしい。


日の出日の入りと共に暮らした
おおらかな自然に生きる感覚って
なんだかいい^^



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