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3月 19, 2022の投稿を表示しています

ポラリス            

北窓から空を見上げた。 ポラリスは天の北極に 位置し、 この星を中心にすべての星座が回転している。 少なくとも、現時点の地球からはそう見える。 数多の星たち全ての中心に君臨するみたいだけれど、   ポラリスが 北極星と呼ばれはじめたのは、たかが 2000 年ほど前のこと。 それ以前の人々が北極星としていたのはといえば、 同じこぐま座のβで、それ以前(古代)はりゅう座のα。 エジプトのピラミッドが北入り口を向けた北極星は りゅう座のαだ。   ポラリスの 後に、 北極星になるのはこと座のベガ。 何だか人間世界の争い事があほらしく見えてきた。 「ロシアが世界に存在しないとしたら、なぜ世界が必要…?」 プーチンの歴史観からくる強気な発言だ。  無知なわたしも、ロシアの文化だと思っていたものの多くが、 独立したウクライナに残されていることを知った。 それは国土的には広大なロシアだが、プーチンにすれば 「庇をかして母屋を取られる」的な思いが募るのかも知れない。 ゼレンスキーは指導力と国民を引き付ける魅力があるのだろう。 けれど、色々学んで行くと、 状況を見据えた思慮深さが不足して、 地雷を踏んだ気がしないでもない…。 それとも、満を持してだったのだろうか。 民族や宗教の争いごとは絶えることなく繰り返される。 大陸続きであると言う地政学的な混乱の中、 自分の国を造るという段階を、まだ終えていないようだ。 それにしても、私個人として、 エネルギー政策(脱炭素)の方針転換もそうだが、 世の中、事に欧米のヒステリックな行動には驚くことが多い。 ドーピングは問題だけれど、今回 の冬季オリンピックのボイコットも、 ロシアの曲を演奏するとかしないとか、指揮者の交代やボイコット。 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的、大衆の短兵急な思考。 それに迎合する政治家や企業人、マスコミも納得いかない。 黒人問題が再燃したときのような、 『風と共に去りぬ』の上映を禁止を声高に叫んだり、 本を廃棄したり燃やしたりする行動は正直理解不能だ。 欧米の熱狂的ジェンダー問題もそうだ。 そもそも「女らしいね」って言っちゃいけないなんて、意味不明。 ウクライナの戦時下をリアルに見ていると、 女というものも、男というものも、性的マイノリティ―も存在する。 女だから…、男だから…、というのは問題があるとは思うが、 女らしい、