朝々日は東より出で、夜々月は西に沈む




「日々是好日」改めて正月もなく^^

古代バビロニアやエジプトでは日の出、
アラビア、トルコ、ユダヤでは日没が、一日のはじまりでした。
ヒンドゥー暦、イスラム暦、太陰太陽暦、太陽暦によって、
一日のはじまりが違えば、一年のはじまりも違うようです。
太陰暦で正月を祝う習慣は中国をはじめに、アジアに多く残ります。


日本は、旧正月の言葉は残っても、行事は姿を消しました。
けれど日本に居住する少数民族の、宗教や文化の違いによるささやかなお正月は、
それぞれ行われているのでしょう。
多民族・多宗教国家のマレーシアやシンガポールなどは、
既にお正月が、年に4回認知されているようです。
移民社会の、一つの側面を見るようですね。
少し意外な、イランの春分の日のお正月。
ヒンドゥー教の10月下旬から11月頃のディパバリ。
きっと調べれば、年中様々な好日のはじまりがあるのでしょう。
思えばこの片隅の一人ひとりの誕生や人生の機微365日のすべてが、
日々是好日になのかも知れません。
いつか、文化において国単位のアイデンティティと言うスタンスは薄れ、
あらゆる国で多くの文化が混在する時代になるのかも知れません。





既に悠々と時が過ぎ、
何一つとして戻りはしないということ。
私事ですが、
本棚の子引き出しに懐かしい水茎を見つけ、
個人的価値観の構築を意識した数年に
坦々と時を過ごす、それしかないと結論の年です。

「行雲流水」、
特別な日もそうでない日も、生きてる間は
欲しい!

う~n、間違えているし…^^

「朝々日は東より出で、夜々月は西に沈む」のだと、ただ納得。
どんなに恋しくても太陽はつまむと火傷しそうですし、
おっ月さんはあまりに冷たくて…


恋こいて摘まんとするか寒の月  あきのの


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