これほど嫌悪感を感じた事は無い 




なにを言うのだ

どんな風にも落ちないで

梢には小鳥の巣がある

それでいい

いいではないか
      山村 暮鳥



ご主人は80歳ぐらいかな、、、
奥さんは77歳だとおっしゃっていた。
危なげにだが確かにここに生きている。
「うちはクーラーないのよ。
ずっとそれで暮らしてきたから全然平気なの」
ってね、そういって笑った。

バブルの頃だ、田舎の貧しい農家が、
耕すこともできない土地を笑える高値で販売。
ここは県の造成地だ。
田舎の浅い知識で都会ではバブルがはじけていたのに、
地方には遅れてやって来たお零れに、
「今売らなきゃ!」と慌てて開発された企画だ。
だから両手に余るほどの多くの問題をこの町は抱えている。
そう、県と農家の欲望の残骸がこの町にある。

冒頭のお二人がどのような人生を歩まれ、
この町に住宅を購入し、定住されたのかはわからない。
田舎にしては高額の分譲だったことは確かだ。

事情も異なるのだが、

大野市の火葬場で発見の遺体は近くの老夫婦
~日記に記されていた「妻とともに逝く」~
             2005年11月8日
の惨事を思い出した。


政治は何をしているのだろう。
カルト集団の力を借りて
国会議員になって、市会・県会議員になって、
君たちは何をしてきたのだ。
この町にもしっかりカルト集団が入り込んでいる。
売春の町の汚名を温存させ、遊戯の賭博を見逃している。

阿部氏殺害の事件の少し前、
名称を変更した統一教会のチラシが大々的に配られていた。
日本人の有名人を表に立て、公的機関の賛助が記されていた。
民族主義者ではないけれど、
韓国人や朝鮮人にこんなに嫌悪感を感じた事は無い。
この町にも日本国籍を持ち日本名を名乗る
おおくの韓国、朝鮮の人が住んでいる。
この町選出の国会議員は暴力団(今も?)で韓国人の夫を持ち、
統一教会とお付き合いが深い。
彼らの権利を守って保護し、
青い空に浮かぶのは白く透き通る白夜月。
青い空から降ってきたのは忘れられた日本人の時間だ。


コメント