要注意人物リストにupされます 



とても不安定な世界だ。
日本人も二種類の人種に分断だ。
分断の項目は経済は言わずもがなだけど、
問題は認知力と思考力。
支配する人とされる人だ。


やや古い記事だけど、
TechCrunch Japan
『連続殺人犯逮捕へと導いたDNA分析サイトは、
ユーザープライバシーに関する懸念を再燃させる』
DNAのデータ情報でゴールデンステートキラー
(カリフォルニア州連続殺人事件の犯人)
の未解決事件が解決されたことで
プライバシーの問題がクローズアップされた。

DNAによる『オンライン家系図データベース』の
無料利用が世界で一般的になり、
データベースが犯人探しに勝手に利用されたということかな?
日本でも女性雑誌などに広告が掲載されていたらしい。

DNAを調べて、ルーツを知ろう…だって(驚!
家で飼うペットの血統を調べるのとは
ちょい話が違うから、DNAを調べるのはいいけれど
安易に情報提供は気がかりかなと思う。


そう、DNAは将来の病気を予想するだけではなくて、
犯罪を犯すDNAが特定されれば
「DNAによる未来の犯罪者を管理する時代」を
暗示するということになるのかもしれない。
冗談と笑っちゃいられない。
現実にDNAの研究は進んでいるのだ。
中国での『ゲノム編集』が問題になったけれど、
賛否だけでは片付けられない。
表と裏があるお国柄だということもあるけれど、
内密で実験は続けられている。


倫理や引き継がれる命への影響に問題があっても
近年、長寿や老化の分野は、多大な投資がされており、
不老不死(人類の夢?)も、あながち迷い道ではなさそうだ。

いつか、人間に神様やこうのとりなどの必要がなくなり、
人間自身が、創造主になる日がやってくる。
ゲノム医療にはじまり、『デザイナー・ベイビー』もリアル、
親のいない人工体『ミニマル・セル』も創り出されているし…。
そうだね、人造人間だって遠い話じゃない。

何てったって、研究者たちの虚栄心を魅了するテーマだ。



それにしても私のDNA…(?
そう、どんな人たちと繋がっているのだろう?
『オンライン家系図データベース』も心配だ

「人類はアフリカの一人の女性から始まった」
というイヴ仮説も、
「私たちも全ての物質も、みんな星の子供です」
という宇宙スケールのロマンも、
全ての命は繋がっている事を示唆してると思えば…

ある夜、ビックバンにはじまり、
生まれた星が、融合と分裂を繰り返す光景を夢に見る。
そしてミトコンドリアが分裂増殖して行く姿が重なる。
私はつゆだく?じゃなくて、汗だくで夢に目覚めて思った。

と言う事はもしかしたら…、
ある日突然…、お知らせが届く…。
「○○○年前にさかのぼっての検証結果、
貴殿はシュメル時代の罪人に繋がる因子を持っていると
証明されました。
よって、要注意人物リストにUPされます。
だなんて…!!!

わたし?
「私はDNAを調べていないし、登録していないから安心」
なんて、高を括っていられない。
日々、あちらこちらにDNAをばら撒きながら生きているのだ。
欲望の資本主義の終焉は直ぐそこだしね。
チャットGPTで認知機能の原語も支配されるかも。
遅れまいとシンギュラリティを追いかける人類は
肉体も精神もAIに取り込まれてしまうのだろうな。
確かな知恵ある人類もいそうにないし、
まして誤認だらけの知識が闊歩してるし、
そんな中で育成されるAIが言語を支配し出したら…。
何だか人間不在の恐怖も連れだって、
ついてゆけない時代がそこにある。
支配する人とされる人で終わらないね。
支配する人も早かれ遅かれAI に支配されるんだろうな。
レイ・カーツワイル博士が指摘する
シンギュラリティ―は直ぐそこだ。



…と、話を書き込んでいたら
部屋のひだまりでちょこっと栽培しようと買ってきた
「ちょこっと野菜作りキット」が目に入る。
野菜キットが心配げに問いかけてきた。
「僕にも
要注意人・物リスト、届きますか」
わたしは答えた。
「うん、あり得るね」





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