真っ赤なバラ           

 


勿体なくも大切な時間を使ってしまった。
でもね経験と知識をプラスして、裏切りにも強くなったし、
紛いもの(者)への対処にも賢くもなった。
ほんとうに色々学んだ。
「事実は小説より奇なり」
フムフム、なんだか異常で奇妙な人間社会の中でね。
バイロンの名言が大当たりだ。



話には羽が生えていて…(?
近頃疲れっぱなしのわたしだけど、
とてもぬくいお裾分けに心がほころんだ。
つい最近のこと、花屋の前を通過すると、
真っ赤なバラの花束を抱えた男の人が出て来た。
数十本は抱えていた…。
恋人へバラの花束をプレゼント(プロポーズ?)だね。
こんな田舎町には似合わないくらいのカッコよさだけど、
お相手の女性に幸せが届くのだ。なんて素敵なことだろう。
もちろんね、君の愛、もしかしたら寄り道もするだろうな…、
けれどね、ちょっと見たドキュメンタリーに思う。
これが大人の愛だってね。


ゴルバチョフ 老政治家の“遺言”」BSドキュメンタリー
ミハイル・ゴルバチョフ氏の最晩年を取材したドキュメンタリー。
モスクワ郊外で静かに暮らした旧ソ連最後の最高指導者が、
ソ連崩壊後の人生とプーチンのロシアを語っていた。
*世界最大のドキュメンタリー映画祭IDFAで最優秀監督賞。
*原題:Gorbacherv.Heaven(ラトビア/チェコ 2020年)


ドキュメンタリーの最後に、90歳を過ぎた彼が、
共に生きた妻を恋しく語る心は切なかった。
時が過ぎ、バラの花を抱え花屋から出て来た君が、
長年連れ添った妻に再びバラの花をプレゼントできたら…。
それは、とても素敵なことに違いない。




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