大賢は愚なるが如し      

 


『ゴータムの賢人』という逸話がある。
Wise Men of Gothamといえば馬鹿な人をさす。
ヤギ(goat)が馬鹿な動物とみなされていたことから
ネーミングされたとも言われるのだけど…。
逸話の内容は
村の近くに国道を建設しようとしたイングランド国王が
村の支援を要求するために使者を送ってきた。
費用を負担したくなかった村人は、
全員で物事が理解できない馬鹿のふりをして難を逃れた。

実際には馬鹿ではなく
馬鹿なふりをしていただけだという話のようだ。

19世紀の作家ワシントン・アーヴィング(米国作家)は、
「マザーグース」にもなった「ゴータムの賢人」から、
風刺新聞『サルマガンディ』1807年11月11日号で
ニューヨーク市のことを「ゴッサム」と呼んだ。
ここから、バットマンが住む架空の街が
「ゴッサム・シティ」にもつながるらしい。

マザーグースで歌われるゴッサムの三賢者
    ☟
ゴッサム村の三賢者(マザーグース)
M017 Three wise man of Gotham
Three wise man of Gotham
Went to sea in a bowl;
And if the bowl had been stronger
My song would have been longer.


「大賢は愚なるが如し」と言うことだろうか?
何だかな…
今日、一日の反省を込めて^^


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