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眠られぬ夜

忘れていた本を何冊か注文 その中の一冊が『朽ちていった命』 ベッドに潜り込んで一気に読み終えたのは半年ほど前。 気が付けば深夜を回っていて 一杯の温かい珈琲を淹れて、そのまま朝を迎えた記憶がある。 朽ちていった命 NHK「東海村臨界事故」取材班(著) 新潮社  平成23/4/31 11刷 豊かな経済への希求に目隠しされ 社会の雑踏に忙殺されていったもの その一つひとつはこころが痛いと知覚されることなく 日々の喜怒哀楽に過ぎていく。 人間に忘却が許されていて どのような惨事であろうとも 距離を置いた対岸の火事は風化していくいくものだ…。 そう思っていたのだが 先日、被爆事故のニュースが流れ 本を手にした時のショックがフラッシュバックする。

ポリフェノール

珍しく健康志向のお話^^ 先日、本屋さんに併設されたカフェコーナーで 北海道黒豆のスナックを見つけました。 黒豆そのものの甘みが自然でとても美味しい。 普通の大豆より黒豆は美味だし栄養価も高いらしいのですが ただ、お値段も高いのが                      「豆に傷」… ( ノ∀` ) ・゚・。 北海道の黒豆のお菓子です 大豆にも含まれるポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する成分で 自然界に 5,000 種類以上あるようです。 coffee にも、緑茶・紅茶にもね^^ 種類別に独自の効果があり、比較的短時間で作用しますが 効果は長期間持続しないので、こまめな摂取が必要とのことです。 身近な種類とその効果を取り上げてみると ①血圧を下げてくれるカカオポリフェノール(チョコやココア) ②脂肪を消費してくれるコーヒーポリフェノール( coffee ) ③美容作用が期待されるフェルラ酸^^(玄米) ④減塩にはイソフラボン(大豆、毎日お味噌汁ですね) ⑤血糖の上昇を抑えるカテキンは抗酸化作用もあります(お茶)  他にも色々働き者のポリフェノールのようです。 日常の中に自然な形で取り入れられるものが多いから 身体に気配り、しましょ^^           なのですが… ただ、こころの感動も健康や美容に作用する気がするのです^^ この記事を書きながら、 TV をつけっぱなしでいました( 3 月 1 日)。 1997 年に打ち上げられ土星を調べ続けた探査機「カッシーニ」が 2017 年 9 月 15 日に「土星突入」という最後のミッションを迎えた記録映像が放映。 なんだか繋がる命を感じました。 人間も含めて、身の回りのすべてのものは 恒星の進化の途中で生まれ、今宵の夜空に輝く星屑を受け継いでいるのだそうです。 数年前に聞いた「私たち人間は星の子供なのです」という言葉を思い出します。 BS プレミアム ☆NEXT「土星最接近 カッシーニのグランドフィナーレ」  2018 年 3 月 7 日(水)午後 11 時 45 分、 BS プレミアムで再再々(?)放送されます。  

しゃぼんだま

ふわふわ実体もない 貧血気味にまあるく まあるく閉じられて漂う

ソルトトレイ

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年明けの一つっきりだ!!! △画像をクリックで「すさび」にアクセスします。よろしければ^^

おいしい

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△画像をクリックで「すざび」にアクセスします。よろしければ^^ いろいろなこと 横に置いて息をつく あったかいんだから^^         おいしい

鬼の隠れ蓑

   かくれんぼ鬼も一緒に咳をする   Y's 鬼や天狗が持っていて それを着ると姿が見えなくなるという隠れ蓑。 そんな蓑を一つだけ どんなに欲しいことかと …思うのです^^

グワダルキビール川の最初の一滴

スコットランドの独立を問う住民投票が迫る中 くすぶるカタルーニャの独立もニュースになり その歴史を紹介するバックに『鳥の歌』がながれていました。 (カザルス/チェロ奏者で有名です) 『鳥の歌』はとても強く印象に残るカタルーニャの民謡で 私の中において、スペインのイメージを構成しています。 スペインと言えば、カタルーニャ生れのダリと親交の深かったロルカも そんなイメージを構成する要素の一つで、彼の詩がとても好きです。 後にロルカへの関心の連鎖で興味を抱いたのが ロルカの詩の朗読で有名だった天本英世という俳優でした。 もう6年ほど前(?)になるでしょうか、黒いマントを着て スペインを訪ね歩くドキュメント(再放送?)を見た記憶があります。 ドキュメント中、農作業をしているおばあさんの前で ロルカの詩をスペイン語で歌い上げるシーンは、不思議な魅力がありました。 農婦のおばあさんにもロルカの詩は親しまれていて これが歴史であり文化なのだと感動しました。 そして彼はおばあさんに尋ねます。 「僕が死んだらこの川に灰を撒かせてほしいのです... 」 アンダルシアの入口の東に カッソーラという小さな美しい町がある。 山に雪を項いた、美しい小さな町がある。 町をさらに山へ入ったところに グワダルキビール川の最初の一滴という名のついた 水の涌いている地点がある。 もしも私が日本で死んだなら その源に、私の灰を撒いてほしい。 (遺言より抜粋)   僕は眠りたい ほんの少し、   ほんの少し、一分、一世紀、   しかし、みんな知っていて欲しい   僕が死んだのではないことを                  lorca