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明日も雨  

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そう、ちっぽけな私の悩みと同じだ。 だからだね、人類の悩みは数千年のときを経ても変わらない。 どちらにせよ、人格は個人的のようにも思えるけれど、 人間は社会的動物だから、 その環境を切り離しては考えられないものだし、 バーチャル社会は 複雑でお手上げではあるけれど、 そもそもリアル社会だってお手上げなのだから 。 80億を超える心は80億を超える心の勝手を生きているんだね。 地球は真っ赤に塗られているのに 予報士は「明日も線状降水帯が発生します」と言うから、 この橋を渡って、 雨にも負けず。

小さないのち 

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5㎜の天使(野生蘭)

付き合い  

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中国の思想や文学は総じて好きではない。 小人の交わりは甘きこと艶のごとし 君子の交わりは淡きこと水の如し そうかな、やっぱ偏った言い訳だ。

顔     

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急ぎ足で時間を追いかけて…。 そうじゃないかな。 津波のような時間に追いかけられ、 逃げるように生きてきたのかもしれない。 滲む汗を手の甲が拭う。 涙じゃないよ汗をね。 でも思う。              ▲二度と町を走ることのないローカル電車の顔 「40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならない」 と言う言葉が気になったこのごろ。 マスクから解放される日常が増えて マスクでみえなかった時を生きていた顔がポロポロこぼれてくる。 その口元には、もう一人の人間が存在していた。 目は口ほどにものを語るわけでもない。 何故なら、マスクの下に隠れていた君の口元は 全く別人格を生きていたのだから。 ああ、そんなに意地悪く口元をゆがめてはいけない。 もうマスクは外されているんだから。

AIの衣替え 

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6月1日に冬服から夏服へ、 10月1日に夏服から冬服へと衣替えが一般的だ。 あれこれと洗濯に追われ、衣替えと部屋の設えをいじる。 しかし梅雨の時期は湿気が心配だ。 衣装や寝具の衣替えはさわやかな五月中に済ませたい。 …、と思うけれど梅雨寒もあるし…。 そうして躊躇している間に 梅雨入りが宣言された。 何年前だったか、 7月も半ばの雨だというのに冷たい雨の日があった。 あまりの寒さに暖房を入れようかと思ったほどだ。 新暦よりひと月遅れを旧暦で 「水無月」と呼ぶ。 だらだら長雨の季節なのに 何だか変だけど^^ (田んぼに水を注ぎ入れる時期であることに名の由来があるのかな) そんな「水無月」が暦のころ、 平安の女房たちも 衣替えの季節を迎えていた。 夏の透け感のある薄物色 だからかな? 「水無月」は「蝉の羽月」ともいいう。 「蝉の羽」には、 蝉の羽のような薄い着物と言う意味があり、 万葉の女房装束の夏衣装を代表するの配色の名でもある。 このような配色を「かさねの色目」と呼ぶが、 檜皮色の下に青が透けて生まれる色調が 衣を通過する光や衣を揺らす風によって、 曖昧に変化する風情はことのほか美しいものだったろう。 日本の色彩感覚の妙だ。 この蝉の羽に透けて見える向こう、 万葉の女たちの色気も見え隠れする。 「水無月」も「蝉の羽月」も 美しい文化だけど、 歴史博物館で埃を被り眠るのではなく、 日常に生きて使われたらいいのだけれど。 だけど、この頃騒がしいチャットGPTの時代に、 こうした日本文化のこころは色あせるだろうな。 蝉の羽もたちかへてける夏衣 かへすを見てもねは泣かれけり /夕顔 蝉の羽を歌を検索してみたら、こんな解説がupされ、 AIのCopilotがチャットをしようと誘ってきた。 この詩は、平安時代の女流歌人である紫式部が作ったものです。 夏の終わりに、蝉が羽を広げて飛び立つ様子を見て、 自分もまた、この夏の衣を脱いで、 新しい季節に向かって歩んでいこうという思いを込め 詠んだとされています。 この詩には、別れや寂しさなどの感情が込められており、 作者自身もこの詩を詠んだ後に涙を流したとされています。 この詩からは、 季節の移り変わりや人生の移り変わりを感じることができますね。 何でも聞いてください、チャットしましょ。 だそう。 何となくサラサラと読める解説文に、 「

こころなきみ

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そうだね、この世界に心置きたくなるほどの事も無いよね。

要注意人物リストにupされます 

とても不安定な世界だ。 日本人も二種類の人種に分断だ。 分断の項目は経済は言わずもがなだけど、 問題は認知力と思考力。 支配する人とされる人だ。 やや古い記事だけど、 TechCrunch Japan 『連続殺人犯逮捕へと導いたDNA分析サイトは、 ユーザープライバシーに関する懸念を再燃させる』 DNAのデータ情報でゴールデンステートキラー (カリフォルニア州連続殺人事件の犯人) の未解決事件が解決されたことで プライバシーの問題がクローズアップされた。 DNAによる『オンライン家系図データベース』の 無料利用が世界で一般的になり、 データベースが犯人探しに勝手に利用されたということかな? 日本でも女性雑誌などに広告が掲載されていたらしい。 DNAを調べて、ルーツを知ろう…だって(驚! 家で飼うペットの血統を調べるのとは ちょい話が違うから、DNAを調べるのはいいけれど 安易に情報提供は気がかりかなと思う。 そう、DNAは将来の病気を予想するだけではなくて、 犯罪を犯すDNAが特定されれば 「DNAによる未来の犯罪者を管理する時代」を 暗示するということになるのかもしれない。 冗談と笑っちゃいられない。 現実にDNAの研究は進んでいるのだ。 中国での『ゲノム編集』が問題になったけれど、 賛否だけでは片付けられない。 表と裏があるお国柄だということもあるけれど、 内密で実験は続けられている。 倫理や引き継がれる命への影響に問題があっても 近年、長寿や老化の分野は、多大な投資がされており、 不老不死(人類の夢?)も、あながち迷い道ではなさそうだ。 いつか、人間に神様やこうのとりなどの必要がなくなり、 人間自身が、創造主になる日がやってくる。 ゲノム医療にはじまり、『デザイナー・ベイビー』もリアル、 親のいない人工体『ミニマル・セル』も創り出されているし…。 そうだね、人造人間だって遠い話じゃない。 何てったって、研究者たちの虚栄心を魅了するテーマだ。 それにしても私のDNA…(? そう、どんな人たちと繋がっているのだろう? 『オンライン家系図データベース』も心配だ 。 「人類はアフリカの一人の女性から始まった」 というイヴ仮説も、 「私たちも全ての物質も、みんな星の子供です」 という宇宙スケールのロマンも、 全ての命は繋がっている事を示唆してると思えば… ある